妻のプチ家出

家族は「紅白」を観てる。
私は平井堅さえ見られればいいので、その間、ブログを書くことに。

2日前から仕込んだ黒豆・きんとん・伊達巻を
夕方まで作り終える。
ごまめや煮物もそう人気はないのでいつの間にかやめて
これに紅白のかまぼことお雑煮が付くくらいの
カンタンな朝食のあと、子どもたちにお年玉を渡し
近所に住む夫の両親に年始のご挨拶に行く・・・
これが「うちの元旦」と長年思っているのだけれど
ここにきて、それが私の「独りよがり」だと気づく。

おせちの準備と大掃除でキリキリしてるのは
私だけなのだ。
みんながそれを本当に食べたがってるわけでは
どうもというか、やっぱりというか、絶対ないらしい。
ケンタやピザでいいから、妻(母)のイライラなしの
年末を過ごしたいのが彼らの本音らしいのだ。

あ。や~めた。

ぷつっっ、と頭の回線が切れた。
できれば。ということをついに実行することにした。
一休.comを開く。
近くのホテルの宿泊予約状況を調べる。
1月3日・4日まだ空きがある。
シングルルームはたっぷり余ってるのだ。
即、予約完了。
3日・4日・5日。プチ家出決行!

仕事もかぶるけど、もう今となってはどうでもいい。
理由はインフルエンザにでも何にでも
しておけばいいのだ。
もちろん、連絡係は夫に。

私の主電源を切りに行こう。
プラグから抜いてしまう。でないと。壊れる。
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# by senriko | 2004-12-31 22:29 | おひとりさま

ひとり寝るかも

娘が冬休みの宿題の「小倉百人一首」を暗記している。

「ねぇママ、覚えたから聞いて!」と網戸の掃除している私に
話しかける。

「春すぎてぇ~(語尾上ル) 夏来にィけらしィ 白妙ェのぉ~」
とイマドキの女子高生独特の言い回し。
あきれて
私「ちょっと、それはないんじゃないの?ラップじゃないし」
娘「そっか、『Hey Yoo!』って間にはさむとノレるね」
私「・・・。で、下の句は?」
娘「衣ほすてす 天の香具山!」
私「ほすてす、じゃないでしょ!ほすてふ、だよ!ほすちょうって読むの」
娘「はは、いらっしゃいまっせ~♪って?」
私「次は?」
娘「あしびきのぉ 山鳥の尾のぉ しだり尾のぉ」
私「だから、その言い回し、やめなさい」
娘「(無視して)ながながし夜をぉ ひとりィ寝るかも」
私「・・・違うんじゃない?『寝るかも』じゃなく『かも寝む』でしょ!」

こんな調子で大掃除も暗記も進まない。
ちょっとは手伝ってほしいのに。

私は、家族が気持ちよく過ごせるように、と考えてるのに、
家族は、私が仕事できやすいように、とか、ゆっくり休めるように
と思いをしめすことは、あまりない。
いえ。なくはない。でも足りない。気が向けば、という感じ。
それにはいつも「助かるな」「ありがとう」と言っている。
でも家族からその言葉を引き出せることは、そうない。
「やって当たり前」なのね。主婦の仕事というものは。

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む

(意)
山鳥のその長く垂れ下がった尾のように、
秋の長々しい夜を独りで寝ることになるのでしょうか

さみしさに耐えるのと、わずらわしさに耐えるのと
どちらがいいのかしら?

今、私は、ひとりになりたい。
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# by senriko | 2004-12-30 18:31 | おひとりさま

心のこもらない言葉

今日は(正確には昨日)仕事納めの日。
先週、年末の挨拶をしそびれた取引先に顔を出す。
こことは、どうにか来月には契約をとりたい。

それなのに、担当者は早めの休暇をとったらしく不在。
(先週アポが取れなかったのはこのせい?)
代わりに対応してくれたのは、先月、
転勤してきたという初対面のひと。
名刺交換したら、兄と漢字までも同姓同名!
そのことから、ちょっと出身地の話などをする。
どうやら私より5~6歳(もっと?)年下らしい。
話の切れ目に、ふと、そのひとが私のことを
「キレイな方ですね」と言ってくれた。
まんざらでもない。

家に帰って、夫にその話をした。

ちょっと浮かれ気味の私をたしなめるように
仕事上の挨拶なんだし、みたいなことを言う。

ごもっとも。

でも、一番そう言ってもらいたいひとはアナタなのにな~。
なんて真顔で言って通じる相手ではない。
だから
「ねえ、はい!『千里、キレイだよ』、リピート・アフター・ミー?」
と冗談まじりに言ってみる。
ノッてこない。
妙に引き返せなくて何度か繰り返すと
夫は、ますます不機嫌になって
「はいはい、千里はキレイですっ!」
のあとに極めつけのひとこと。
「・・・こんな心のこもらない言葉聞いて何が嬉しいの?」
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# by senriko | 2004-12-29 00:54 | 夫婦。