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さくら桜sakuraサクラ

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先週は日帰り出張。

帰りにゴッホ展を見てきた。
平日なのに込んでた。
これは、そこでお土産に買ってきた桜のマグカップ。

描かれているのは、本当はアーモンドの花らしいけれど、
浮世絵の影響を受けたゴッホらしく
ごつごつした枝ぶりといい、くすんだ空の色合いといい、
これは、どうにも私好みの桜絵図。
なので「センリコカップ」と密かに命名し会社で使っている。

カップに入っているのは、
ネスレ香味焙煎モカブレンドに、
UCCザ・ブレンド114を少々混ぜたもの、
味の素パルスイート、熱湯。
んん~!やるわよ~!おしごとっ!

アーモンドの花の絵の実物は展示されていなかった。
東京の桜は、すでに終わっていた。
・・・残念!(波田陽区)

ゴッホ展を見て、感じたことも多かったけれど
それを言葉に表すには、少し熟す時間が必要みたい。
そのうち書くかも、書かないかも・・・?

私が住んでいる街の桜も、もう終わった。
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by senriko | 2005-04-26 16:40

さくら桜sakura

千里香は、白い八重咲きの桜らしい。

千里香(senriko)は、もちろんHNなのだが、
本名自体ヘンテコなので、登録するときは、
これではなく、自己陶酔系の
麗しい語感の名前にしたかった。

ところが、自分に酔い痴れたい人は、
私以外にもヨノナカにたくさんいるようで、
その名前は、ハイフンや英数字をからませたものを含め
大量にエントリーされていた。
それならば、と、第2候補、第3候補を入力してみたものの、
同じ結果に。
あぁぁ~、どうしよ・・・。
そもそも「5分でできる」の謳い文句にそそのかされて
「ブログをはじめよう!」と思い立ったのが、
そうとう深夜だったので、頭は全然働かない。
いくら時間をかけても思いつかないし、面倒になってきて
せっかくの決心も鈍りかけた。

で、ふと思い出した言葉を
えぇぇ~い!とイキオイだけで入力してみたら幸いに誰もいなかった。
よし、これにしよ!というか、これになってしまった。

千里香(senriko)に決めたのは、本名にちなむ言葉だったからだ。

小学校に入学したてのころ、こんな宿題がなかっただろうか?
「自分の名前の由来を、お父さんお母さんに聞いてきましょう」

自分はいかに愛されて生まれ育ってきたかを
名前から自覚させる教育なのだろうが、過酷な宿題だった。
私には、聞くべき「お父さん」も「お母さん」もいない。
私の名前は父が付けたらしく、
父と私をつなぐものはそれしかなかったが、
祖父は私のそれを嫌っていて、
自分で勝手に付けた名前で私を呼んでいた。
だから祖父には聞けない。
そこで「私の名前、どういう意味?」と
恐る恐る夕食の支度をしている祖母に聞いた。
祖母は背を向けたまま「知らね」とだけ小さく言った。

(・・・はい。自分で考えなくちゃ)
6歳で「聞いてはいけない質問」があることを悟ってしまった。
どんな答えを先生に告げたかは覚えていないが
「私、なんて嘘つきなんだろう」という罪悪感だけは残った。

9歳のときに祖父が、20歳のときに祖母も逝った。
みんな秋だった。

祖母の遺品を整理していたら、黄ばんだ細い帯状の紙が出てきた。
そこには、活字で、こう書かれていた。
「5ジ20フン、センリコ、ウマル」
日付が書いてあって、それは私の誕生日。
私が生まれたことを知らせるための電報だったらしい。
祖母はなんでも取っておく人だったが、こんなものまで・・・
と思って、ふと気づいた。

あ。私、生まれる前から名前がついてたんだ

ぽたぽたと涙がこぼれた。

3年前、父に逢った。
父にはそれを含めて2度しか逢っていない。
一度目は、おたがいにギクシャクして、ほとんど会話にならなかった。
二度目に訊ねてみた。
「私の名前、どういう意味?」
すると父は
「中国の故事に出てくる『千里先から香る花』からとったんだ」
と言った。
そして、それから間もなく逝った。
やはり秋に。

しばらくして「千里先から香る花」を調べてみたが、
私の名前とは全く所縁がないことが分かった。
父自身、由来は忘れたのかどうか。

senrikoブログをはじめて4ヵ月。
ついこの前、Googleで「senriko」を検索してみた。
千里香(senriko)という名の桜があり、中国茶もあるのを知った。

お茶は、いつか飲んでみたい。
ねがわくは花(senriko)のもとにて・・・。
   ↑
自分に酔い痴れてます~。
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by senriko | 2005-04-18 18:09

さくら桜

花が実る、という表現はおかしいけれど、
桜の花には、それが許されると思う。
こんもりと、たわわに、実るように、咲く。

今日の天気予報では洗濯指数は高くないが、
ベランダに洗濯物を干した。
小学校の校庭の桜の花は開きはじめ、
枝の輪郭があいまいになり、色味も淡くなってきた。
桜には青空より曇り空が似合う気がする。

16歳のころ。
それまでぼんやりとしか分からなかった
自分の背景の輪郭が急に見えてしまった。
その線のあまりの太さに濃さにおびえた。

太宰治に出遭ったのは、坂口安吾より少し前だった。
初めて読んだのは「斜陽」だったか、
「生まれてきてすみません」のフレーズが
自分の心境に添いすぎて、一気に溺れた。
読み浸り、読み耽った。
女の子は、自分の父親に似たひとを好きになるというが
そうなったのは、私の父は太宰に似ていたのだと思う。たぶん。

「しくじった、惚れちゃった」と言ったかどうか
父は母に出遭い、私は生まれた。
父も相当エキセントリックな人物だったらしい。
そして「生まれてきてすみません」
と謝罪はしても償うことをせず
「桜桃」の種をぷっと吐くように、母と生まれたばかりの私を捨てた。

だから、たとえ愛せなくても火の中をひきずるように
「白痴」の女を連れてさまよう安吾のほうに心惹かれた。
安吾の底知れぬ妙な強さをしって
太宰と父の呪縛がゆるんだ。
(ほどききるまでに、なお時間がかかったが)。

そのころ、私と同じ思いを持つひとなのか、と、
太田治子の著書もいくつか読んでみたけれど
いつまでも甘ったるくて、友達になれそうもない、と感じた。


母は、私が小学校に入学する前の年の秋に逝った。

入学式の日、たくさんの子ども達が母親と手をつないで
桜の並木の下を歩いていた。
私がつないでいたのは祖父の手だった。

桜には、千里香(senriko)という品種もあるらしい。
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by senriko | 2005-04-13 16:16

さくら

新学期がはじまった。

どうしたって遅刻だろ?と思える時間に
玄関で紺ソを履き、ローファーをつっかけて
慌てて家を出たところをみると、
娘はどうにか進級できたようだ。

3月に16歳になった。
娘はいったい何を考えているのだろうか?
私はこのころ何を考えていただろうか?

猛威をふるったスギ花粉がおさまり
ようやく外に洗濯物が干せる。
もうすぐ桜の季節だ。
高台にある息子の小学校の校庭の桜の並木が
ベランダから見える。
ほころびかけた蕾の赤が初々しい。

16歳のころ。
「桜の森の満開の下」とか
「私は海を抱きしめていたい」とかいう
いかにも女の子好きするタイトルに惹かれて
坂口安吾なんか読んでしまったような気がする。
そういえば他にも同じ理由で予備知識なく
「限りなく透明に近いブルー」も手にした。
ハッピーエンドが待ち受ける世界少年少女文学全集の
世界観しかなかった私には衝撃が強すぎた。

「赤毛のアン」「あしながおじさん」「小公女」
なんで、こういう少女小説の主人公達は
みなしごなのに、健気でひたむきで可愛いのか?
私にはアンと同じく、幼少にして、すでに親はいなかった。
共感できた部分もあるけれど、
アンのあまりの明度の高さに
ちょっと嘘寒さを感じて飽きてきたころでもあった。
私はアンのようにはなれないと
僻み嫉み羨みがあるのを自覚したうえで
もっとヒネてもいいような気がした。
だって、ヒネたくもなるよなオイタチなのだから。
今ならもっと、ヒネて、それを許されていい、と言ってあげたい。
が、実際そのころの私は「許される」ことはない諦めを抱いて、
「認められる」ために、鼻につくよな「いい子」だった。

数年前、「赤毛のアン」の作者、モンゴメリ自殺説を
読んで、ああ、ありかも、と思った。
彼女自身、アンの世界をほんとうに生き抜こうとして
かなり無理して、生き切れなかったのだ、と感じた。
笑顔のアンが泣いていた。
やっとアンの友達になれそうな気がした。
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by senriko | 2005-04-11 19:37

モカマタリ

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おひさしぶり♪

ずっと死にそうに忙しかった。
気がついたら春だ。

気がついたら左手首の
ガングリオンがでっかくなっちゃった。
(↑マギー審司はいりました~)

ガングリオンとは?
解説しよう。
ガングリオンは遥か宇宙の彼方から
われわれ人類を救うためにやってきたヒーロー
・・・ではなく、手首にできる良性の腫瘤。
早く言えば、こぶ。

硬い円形の袋状の腫瘤で、皮膚の表面が盛り上がり、
中には薄黄色&透明なゼリー状の粘性物質が溜まる。
ほっとくと自然に消えることもあるが
逆に大きくなることもある。

私の華奢な(?)手首にできたそれは
2センチ大に膨れ上がったのだ。
それはもう、今にも皮膚を突き破って
エイリアンが飛び出してきそうなくらいに。
人類を救うどころか壊滅させちゃうじゃん。
痛みはないが不快感は十分。

仕事もようやく一段落したので、
外科医に注射で、ちゅちゅ~っと中身を
吸い取ってもらった。
痛かった~。かれこれ3回目になる。

泣かなかったご褒美に(笑)
帰りには、ひさしぶりにマダムのお店に行った。

今日はこんな感じのカップだ。
例の「スプーンレスト」は、左上段。↑
スミレの絵柄。ここにも春~♪
右上段の「手かご」っぽい器はクリームの空容器を入れるもの。

お菓子はジンジャーブレッドを選んだ。
またマダムがおまけにクッキーを添えてくれた。
ケーキがスパイシーな分、やわらかな口当たりのモカマタリを選んだ。
思ったとおり相性よく、おいしかった♪
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by senriko | 2005-04-05 16:53 | おひとりさま